Madoka Magica Online Story Quest 8: Difference between revisions
(japanese all 8-x quests) |
(No difference)
|
Revision as of 10:49, 28 November 2012
See Madoka Magica Online Story
Quest 8-1
8-1 Before
Mami | ……美樹さんの身体は、魔法で
保存状態にしておいたわ。 だけど、とても長くは維持できない。 |
||
Madoka | マミさん、さやかちゃんは
どうなっちゃうんですか? 助ける ことはできるんですよね!? |
||
Mami | それは……私にはわからないわ……。 | ||
Madoka | そんなの、そんなのってないですっ。
何か方法はないんですか!? |
||
Kyouko | 知ってるとすればキュゥべえだ。 | ||
Kyouko | よし、アタシが行ってくる。
アンタたちは魔女になったさやかの 行方を追ってくれ! |
8-1 After
Kyubey | そうまでして、美樹さやかにこだわる
理由が僕にはわからないなぁ。 |
||
Kyubey | とくに杏子、以前の君だったら、
他人を気にするなんて考えられない。 |
||
Kyubey | 彼女たちと行動を共にすることで、
君はずいぶん変わったようだね? |
||
Kyubey | もしかして、Player。
あのイレギュラーの存在が 何か影響しているのかい? |
||
Kyouko | うるせえ! そんなことより、
さやかのソウルジェムを取り返す方法 はないのかよ。 |
||
Kyubey | 僕の知る限りでは、ないね。 | ||
Kyouko | そいつは……オマエも知らないことが
あるって意味か? |
||
Kyubey | 魔法少女は条理を覆す存在だ。君たち
がどれほどの不条理を為し遂げたと しても、驚くには値しない。 |
||
Kyubey | しかも、君たちの場合はふたりの
イレギュラー、 |
||
Kyubey | 暁美ほむらとPlayer
が絡んでいるからね。 |
||
Kyouko | ……できるんだな。 | ||
Kyubey | 前例がないね。
だから、僕にも方法がわからない。 助言のしようがないよ。 |
||
Kyouko | 魔法少女が起こす奇跡を
信じろ、ってか。 |
||
Kyouko | へっ、上等だよ。面白いじゃないか! |
Quest 8-2
8-2 Before
Madoka | あ、杏子ちゃん!
さやかちゃんを助ける方法は わかった? |
||
Kyouko | 方法がなかったら、放っておくのか? | ||
Madoka | え……。 | ||
Kyouko | いや……妙な訊き方をしちまったな。 | ||
Kyouko | バカと思うかもしれないけど、本当に
助けられないのか、アタシはそれを 確かめてみようかと思ってるんだ。 |
||
Kyouko | アイツは――さやかは魔女になっち
まったけど、友達の声ぐらいは憶えて る可能性があると思わないか。 |
||
Kyouko | 呼びかけたら、さやかと古い付き合い
のオマエなら、人間だった頃の記憶を 取り戻すかもしれない。 |
||
Madoka | それで、上手くいく、のかな? | ||
Kyouko | わかんねーよ、そんなの。
だから、確かめるんだろ。 |
||
Kyouko | ただキュゥべえは「魔法少女ならば
どんな不条理を成し遂げたとしても 不思議じゃない」って言ってた。 |
||
Kyouko | それってつまり、まだ結末が完全に
決まっちまったわけじゃないって ことさ。 |
||
Kyouko | 何より時間がない。 | ||
Kyouko | 急がないと、
さやかの身体がもたないからな。 迷ってる場合じゃないんだ。 |
||
Kyouko | さあ、どうする? 少なくとも、
いつもどおり魔女として倒したほうが 簡単だぜ。 |
||
Madoka | わたし……やる。
わたし、なんだってやるよ! |
||
Kyouko | へっ。言うと思ったぜ。 | ||
Kyouko | アタシもバカだけど、
オマエもそうとうなバカだもんな。 |
||
Kyouko | もしかしたら、
あの魔女を真っ二つにしたら―― |
||
Kyouko | 中からさやかのソウルジェムが
出てくる――なんてことになってさ。 |
||
Kyouko | そういうもんじゃん?
最後に愛と勇気が勝つストーリーって やつはさ。 |
||
Madoka | 杏子ちゃん……。
うんっ! そうだよね。 あたしも、そんな気がする。 |
||
Kyouko | すっかり忘れてたけど、
……アタシだって、そういうのに 憧れて魔法少女になったんだよね。 |
||
Kyouko | アンタたちとしばらく一緒にいて、
それを思い出させてくれた。 |
||
Madoka | 杏子ちゃん……。 | ||
Kyouko | 柄にもないこと言っちまったな。
さあ、マミたちにも頼んで、 みんなでさやかを探しだそうぜ。 |
8-2 After
Homura | さっきの結界も魔女のものでは
なかったわね……。 |
||
Madoka | そうだね、ほむらちゃん。
だけど、ほむらちゃんも手伝ってくれ てありがとう。頑張ろうね。 |
||
Mami | だけど、意外ね。あなたまで美樹さん
を救出するために協力してくれるなん て。暁美ほむらさん? |
||
Homura | ……美樹さやかの代わりに、今度は
あなたが私に突っかかってくるという わけ? |
||
Mami | あら、ごめんなさい。そんなつもり
は……なかったけど、どういう心境の 変化か知りたくなったの。 |
||
Homura | 別に。
私は私で、自分のために 美樹さやかを助けたいのよ。 |
||
Homura | 巴マミ、あなたでさえ忘れているよう
だけど、あと数日以内にワルプルギス の夜が来る。 |
||
Homura | あの最大の災厄に立ち向かうために
は、魔法少女は1人でも多いほうが 有利でしょう。 |
||
Kyouko | ふんっ、
オマエってやつは相変わらずだな。 |
||
Madoka | 杏子ちゃん、お願いだから、
ほむらちゃんと喧嘩しないで。 |
||
Madoka | それに、今は一刻も早く
さやかちゃんを探さなきゃ。 |
||
Kyouko | べつに喧嘩なんてしねーよ。
たしかに人手が必要な時だしな。 さあ、次の結界を潰しにいくぞ! |
Quest 8-3
8-3 Before
Kyouko | いいぞ、Player!
また結界を見つけたのか。 |
||
Madoka | Playerちゃん、
すごーい! |
||
Mami | いくら得意といっても驚異的な
発見率だわ。最近は、とくに 調子がよくなったんじゃないかしら。 |
||
Kyouko | 調子といえばさあ、その、
気がついているか? 最近の使い魔との戦いとかさぁ、 |
||
Kyouko | なんか楽勝っていうか、相手を手玉に
取れるように戦えるんだよな? アタシだけの、ただの気のせいか? |
||
Madoka | あ、それ。わかるかも。
わたしも、なんだかみんなの動きが よく見えるというか―― |
||
Madoka | 頭の中にみんなの声とか動きが
浮かんでくるんです。だから、 次に何をすればいいか迷わないの。 |
||
Madoka | わたしみたいな半人前のことだから、
きっと調子にのっちゃって、何かの 勘違いだと思ってたんだけど。 |
||
Mami | ……みんなも、感じてたのね。 | ||
Madoka | え、マミさんもですか!? | ||
Mami | ええ。それも、
いま鹿目さんが言ったとおり、 |
||
Mami | 私も戦っている最中に、みんなの
考えていることがわかる気がするの。 |
||
Mami | 私たちの息が合ってきてテレパシーが
上手になったということかしら? それにしても……、 |
||
Mami | なんだかそんな漠然としたものじゃ
なくて、ものすごく鮮明にイメージ できてるような気がするわ。 |
||
Homura | ……。 | ||
Kyouko | んー、不思議な気もするけど、
他人の頭の中を覗けるわけじゃない からなぁ。 |
||
Kyouko | ま、アタシらが強くなったのは
いいことだしさ、 気にすることでもないか。 |
||
Kyouko | それより早く結界に入ろうぜ。
さやかの身体がもつ間に、 魔女を見つけるんだ。 |
8-3 After
Mami | ……ねえ、今の戦い。
みんなも気づいたかしら? |
||
Kyouko | あ、ああ。なんだったんだ、あれ。
頭の中にオマエらの声が響いたぜ。 |
||
Madoka | わたしは、声よりも映像みたいなのが
見えたよ。なんか、自分の目を通した みたいな感じだった。 |
||
Mami | 私もよ。まどかさんが弓を撃つ時と
佐倉さんが飛び出すタイミングが、 自分のことみたいに感じ取れた。 |
||
Madoka | いつも使ってるテレパシー、
じゃないんですか? |
||
Mami | いいえ。あんなに、仲間の思考や動き
を生々しくイメージできるはずがない もの。 |
||
Kyouko | ああ。あれは声っていうより、その、
みんなが考えていることがわかる、 っていう感じだったぜ。 |
||
Mami | 少なくとも、今まで使ってたテレパ
シーが数段優れたみたい。もしかし て魔法少女としての力が上がってる? |
||
Homura | ……本当にそんな感覚があったの? | ||
Madoka | ほむらちゃんは感じなかった? | ||
Homura | 私は何も……。
でも、明らかに戦闘に難なく勝てる ようになったのは事実。 |
||
Homura | 戦いに慣れたというだけでは、
説明がつけられない。それほど、 私たちの力が上がってる……。 |
||
Kyouko | おいおい!? これって、
アタシらにはまだ凄い能力や魔力が 眠っているってことだよな! |
||
Kyouko | ……だとしたら、
キュゥべえが言うように、 |
||
Kyouko | 条理とやらを破って、さやかを救う
ことだって 嘘じゃないかもしれないぜ! |
||
Madoka | うん! そうだよ、きっとそうだよ!
さやかちゃんを助けられるよっ! |
||
Homura | ……。 |
Quest 8-4
8-4 Before
Homura | ねえ、Player。
みんなには内緒で、 今からする私の話をよく聞いて。 |
||
Homura | あと数日後、ワルプルギスの夜という
最大級の魔女がこの街を襲う。 |
||
Homura | 私が今まで見てきた世界では、どうし
ても勝つことができず、鹿目まどかを 救うことができなかった。 |
||
Homura | だけど、今回は違うはず。
なぜならば、あなたがいるから。 |
||
Homura | 正確には、前回と違い、あなたの持つ
特別な力が、はっきりと覚醒してきた からよ。 |
||
Homura | その力だけが、運命を変えて、
まどかを救うことができるの。 |
||
Homura | 次の戦いで、
はっきり私に見せてちょうだい。 |
8-4 After
Homura | すごいわ、Player!
今回で、あなた自身も自分の力の存在 がわかったでしょう! |
||
Homura | ……まだ、よくわからない?
戦っている最中、 全員の連携が尋常ではなかった。 |
||
Homura | あれこそがあなたの魔法の力! | ||
Homura | あなたがいることで
「複数の魔法少女の力を連携増幅」 させることができるんだわ! |
||
Homura | おそらく単純に一人ひとりの力を
上昇させるのではなく、累乗させて パワーアップさせるんだと思う。 |
||
Homura | だから、より多くの魔法少女がいる
ほどに戦闘力が高まるに違いない。 |
||
Homura | ……これで、
やっとワルプルギスの夜に 勝つことができる! |
||
Homura | あなたの魔法の正体に確信が持てた
以上、美樹さやかを助け出す必要性も 増したわ。 |
||
Homura | ワルプルギスの夜を迎えるとき、
魔法少女の数が1人でも多いほど、 戦力が跳ね上がるのだから。 |
||
Homura | ……正直、一度魔女化した人間を
助けることができるとは 到底思えないけど……。 |
||
Homura | まあ、それはいいわ。たとえ相手が
どんな魔女であれ、あなたがいれば 勝つことは難しくないはず。 |
||
Homura | なによりワルプルギスの夜と戦う前
に、できるだけ経験を積んでおいた ほうがいいものね。 |
||
Homura | 期待しているわ、
Player。 |
Quest 8-5
8-5 Before
Mami | みて!
……あれに間違いないわ! |
||
Madoka | ほ、本当に、あの魔女が、
さやかちゃん、なの? |
||
Kyouko | おい、みんな! 打ち合わせどおりに
戦うんだ。とくに、まどか! この 作戦はアンタが鍵なんだ、頼んだぜ! |
||
Kyouko | どんなことがあっても怯まず、
さやかを呼び続けるんだっ! |
||
Madoka | うん、わかった。 | ||
Madoka | さやかちゃんっ! ねえ、お願い!
元のさやかちゃんに戻って! |
||
Mami | 私は左側に回ってひきつけるわ。
佐倉さんは右をお願い! |
||
Kyouko | わかってるって。
Player、一緒に来い! おい、ほむら! |
||
Kyouko | おまえ、何やってるんだっ!
さっさとそっち側に回れ! |
||
Homura | ……。 |
8-5 After
Madoka | さやかちゃん、杏子ちゃん、
……こんなの、こんなのってないよ。 酷すぎるよぉ。 |
||
Homura | ……やはり、美樹さやかを助けること
はできなかった。 |
||
Homura | でも、佐倉杏子まで失うというのは、
私にも計算外だった。 ……まずいわ。 |
||
Homura | これで、ワルプルギスの夜に
立ち向かえる魔法少女の数は、 たったの4人になってしまったわね。 |
||
Mami | やめてちょうだいっ!
今はワルプルギスの夜のことなんて どうだっていいでしょ! |
||
Mami | 仲間が……、
大切なお友達が、死んだのよ……。 |
||
Homura | ……そうね。ごめんなさい。
いま言うべきことじゃなかった。 |
||
Homura | Player、
こっちに来て。 |
||
Homura | 哀しみに暮れている暇はないわ。
ワルプルギスの夜に、私たち残った 4人だけで勝つことはできるかしら? |
||
Homura | このひとつ前の世界では、6人全員が
そろっていてもダメだった……。 |
||
Homura | でも、それはまだあなたの能力が、
まるで開花していなかったからだと 思う。 |
||
Homura | 今度は違うわ。あなたの、私たち
魔法少女の力を増幅する力は覚醒して いる。充分に勝ち目がある。 |
||
Homura | Player、頼むわね。
今度こそ、ワルプルギスの夜を倒し て、まどかを救って! |
||
Madoka | ほむらちゃん!
ほむらちゃん、しっかりして! |
||
Homura | まどか……? まどか、なのね。
まだ、生きていてくれたのね……。 |
||
Madoka | 大丈夫、ほむらちゃん!? いま
Playerちゃんが 戦ってくれているよ。あとは…… |
||
Madoka | わたしたちにまかせて! | ||
Madoka | ワルプルギスの夜はわたしたちでやっ
つけるから。ほむらちゃんは、何も 考えないで、ここで休んでいてね。 |
||
Madoka | えへへ、本当にわたしって、
最後の最後までダメな子だね。 |
||
Madoka | わたしがこんな調子だから、
あの時さやかちゃんと杏子ちゃんも 助けられなかった……。 |
||
Madoka | ……許してね、ほむらちゃん…… | ||
Madoka | わたし、がんばるから!
必ずワルプルギスの夜をやっつけて、 ほむらちゃんを助けるからね。 |
||
Madoka | だから、
少しの間だけここで待っててね! |
||
Homura | (また、なの……。また、
運命を変えられず、同じ過ちを 繰り返さなくちゃいけないの……) |
||
Homura | (Playerの力は
覚醒させてた。あの時とは、明らかに 違っていたはずなのに!) |
||
Homura | (やはり、4人だけでは……
人数が足りなかった?!) |
||
Homura | (もう……原因は、
それしか考えられ、……ない。 それでもダメなら、もう……) |
||
Homura | (もう一度だけ、時間を、始まりまで
戻す! 待っててね、まどか。 私は諦めないから) |
||
Homura | (私は何度でも、何度でもやり直す。
必ずあなたを、――私のただひとりの 友達を守ってみせる!) |
||
Homura | ――そして、私は小盾を操作して、
時間を巻き戻した―― |
||
Homura | ――必ずワルプルギスの夜を
乗り越えることができると、 必死に自分に言い聞かせながら―― |